水子を賽の河原へ残したまま、旅立った母親
どうしてやることもできず、時がたちました
この世に残した息子たちは、とうぜんのごとくに仲は良いわけもなく
息子の一人が、あの世で悔いている母親のため水子のため
あの世で、仲良く暮らせるよう、供養祭をするはこびとなりました
賽の河原まで出迎え、水子の手を取り一緒に行く姿を視たとき
涙がでてきました
母の想いとは、どこまで愛にあふれているのかということを知らされて...
そして、供養祭が終わり
息子に、水子の供養をしてもらえる母親のしあわせを想ったとき
また、息子に手を合わせる母が視え
いる世界は違えども、思い思われる親と子
本当のしあわせとは、愛を与えることなのだと
思わずにはいられない供養祭となりました
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